デンマークのシンフォニク・パワーメタル・バンド ROYAL HUNTの11th。
ROYAL HUNTは初聴だが、近年は不振が続いてたらしく前作の評判もすこぶる悪い。
そこからの脱却を図るべく、初期に在籍のヴォーカル D.C.クーパーが復活。
メロディー重視の好盤に仕上がってるとの事なのだ。
1. One More Day
2. Another Man Down
3. An Empty Shell
4. Hard Rain's Coming
5. Half Past Loneliness
6. Show Me How To Live
7. Angel's Gone
前作まで・・・或いは往年の盛期と比べるまでもなく、メロディアスでパワフルな楽曲が心地良く耳に飛び込んでくる。
ウェット感のあるD.C.クーパーの歌声によるものが大きな要因だと思うが、曲自体のスケール感も大きく若々しいので、古臭さは微塵も感じられないのだ。
最近聴いたRIOTの「Immortal Soul」や一年前のTREAT「Coup De Grace」を思い出す。
酒場の喧騒や電話のダイヤル音、馬の蹄音など効果音が多いのが少し気になるが、充実の楽曲群だからあっという間の43分。
まだ聞き込みは必要だが、一聴で好きになれる作品。
