
贔屓の店「一鶴」。
以前に比べてメニューの数が少なくなったが、他のラーメン専門店と比べるとそうでもない。メニューの見せ方が寂しいだけだ、の気がする。
基本の一鶴ラーメンを前面に出してから、それと同等に背脂黒醤油ラーメンや特製煮干しラーメンを並べて欲しい。
自分の好みで言うなら一鶴ラーメンをもう少しパンチの効いたものに改良して欲しい、っていうのもある。
この日は10年以上振りに鶴二郎(900円)を注文。
前回はまだ奥さんが店を手伝っている頃。
当時は必ずラーメンと併せて白飯を食べていたが、鶴二郎を注文した時も「・・・あと白飯お願いします」と言うと「大丈夫ですか?」と笑いながら聞かれた。
他の二郎系と同様に見た目は凶暴性を帯びているが、スープは酸味を効かせた丁寧な作り。美味しい。
丼の底から麺を持ち上げ野菜とスープを絡めて口に放り込む。
太くて固く茹でられた麺は食感も良く美味しい。
切れ端チャーシューも柔らかくて美味しい。
意外なほどあっさりと食べられた。
これなら黒醤油と特製煮干しの間に割り込んで定期的に食べられそう。
野々市市高橋町14-43 Tel:076-294-4129

2024年フランス作品。WOWOWで鑑賞。
フランス本国で観客動員100万人を超えるスマッシュヒットを記録したSFスリラー。
テーマがあまり自分好みではなかったので、最初は観ないつもりだったが何故か気が変わった。結果、面白かった。
最初のうちは生魚を食べたり動物化していく人間の奇怪な姿のシーンが続き、嫌な気持ちになったが「オチがどうなるのか観たい」という思いで我慢した。
そのうちストーリー性が強くなってきて、主役の家族(父親や少年)に感情移入してからは作品に没入できた。
同級生の少女が、毛が生えて背骨が突き出した少年の背中を初めて触った時に「知ってたよ」と囁くシーンは良かった。
ラスト10分は爽快だった。
最初のうちは周囲の目を気にする余り動物化する息子に辛く当たってた父親だったが、上手く文字を書けない息子を目の前にして気持ちを切り替えた。
車で逃走し「生きろ!」と息子を森に放つ。
自然を自分たちの都合の良いように変えていく人間。
他の生物との共存。
連日「〇〇で熊出没!」と騒いでいる日常を再考させられる作品でもあった。